のぼりDiary :のぼりカラー
のぼり旗の色の決め方はどうしていますか。
用途によって色の決め方は変わって来るのではないのかな、と思います。一般的にはご自分のお店の宣伝の場合が多いのですが、ご自分のお店での注意喚起やお願い(夜間の駐車場ではエンジンを止めて下さい)の場合等もあったりしますので、全てがとはいえません。
今回は、お店の宣伝でののぼり旗ご使用の場合に限定して、お話をしたいと思います。のぼり旗の色の決定で一番初めに、思うのはお店のイメージカラーの使用が考えられます。ご自分のお店で使用している包装紙や、ロゴなどで使用している色をのぼり旗全体のイメージ色として、決めていくのがベストだと思います。基本になるカラーが決まれば、あとはカラーバランスですので、色の占める大きさと色の強さなどのバランスを取ってあげれば周囲のカラーも決まると思います。(あまり神経質にならない方が自然な物ができるのではないかと思います。)まれに、お客様に打合せの中で、
「当店の印刷物には、赤い文字は使わないで下さいね。」
とお断りされる場合があります。
打合せ担当者は
「解りました。」と申上げるのですが。
「どうして、赤い文字を使っちゃいけないのか。」
そのお客様に、詳しくお話をお聞きすると、ご自分のお店が赤い文字を使う事により「赤字」経営になってしまうといけないからだ、と言うことでした。
こういったこだわりをもっていらしゃる方は決して珍しくはありません。
この様な、こだわりも含めてバランスの良いわかり易い配色にして頂きたいと思います。
「当店はイメージカラーなんてないよ。」と言われる方は、のぼり旗でアピールしたい商品のイメージを色で表現すれば、良いと思います。
例えば、
うなぎ屋さん→ブラック(うなぎの色)
八百屋さん→黄緑(野菜の色)/オレンジ(にんじんの色)
魚屋さん→シアン系(青魚のイメージ色))/サーモンピンク(鮭の切り身色)
床屋さん→赤青(くるくる回る看板の色)
アイス屋さん→シアン/マゼンダ(アイスキャンデーの色で青と赤がありました。)
レストラン→茶色(ハンバーグの場合)黄緑(サラダの場合)
といったふうに決めていきます。
のぼり旗をデザインする為に
のぼり旗をデザインする為に、必要な事柄はたくさんあるのでしょうが、その中にフォント(書体)があります。フォントはのぼり旗のカラーバランスと合わせて、大きなウエイトをしめています。フォントの使い方によっては商品イメージも大きく変わってしまう為、十分な配慮が必要な部分ではないでしょうか。
食べ物系であれば、POP書体や毛筆書体が中心で全体にやさしい(明るい)雰囲気のフォントの使い方を考えて制作デザインをする事だと思います。(最近は背景に黒を使用する事もあります。)1枚ののぼり旗の中では、会社のロゴの書体を別にして、1種類の書体で全てを表現する事は難しく、特にメインにインパクトの強い書体を使用した場合はサブタイトルや説明文にまで同じ書体を使用することはありません。こんな場合は、少し穏やかな細めのゴシックを使用して、のぼり旗全体のバランスを取るように心がけています。
一般のパソコンには、インストールされている書体は事務系の書体が多く入っている為(事務系の書体はそんなにたくさんあっても使い切れません。)のぼり旗の様な広告物をデザインするには、別途フォントを増やさないとデザインが一辺倒になってしまいます。それに、こうしたフォントを使用してデザインをするとすれば、Adobe Photoshop と Illustrator はツールとして必要なソフトです。そうすれば、デザインも広範囲な表現が可能になってくるのではと思います。
カラーバランスやレイアウトそれにフォント等はのぼり旗をデザインしていく上で大切な部分を占めているのですが、これら全てを最終決定するのはデザイナーの経験と感性で最終的にはまとめなければなりません。少なくとも私たちには20年来の豊富な経験を持っております。お客様のご要望を最大限に入れてご納得のいく、のぼり旗をお届けしたいと言う思いでおります。どうぞ、お気軽にのぼり旗1枚からデザイン無料で行ないますので、ご相談・お申込み下さいます様、お願い致します。
のぼり旗のラスターデータ解像度について
お客様から頂くのぼり旗データの中に写真データが張り付けて制作されたデータがあります。のぼりに写真データを使用することはのぼり旗のテーマによっては大変効果的な選択だと思います。
例えばパン屋さんが自家製のパンを写真にとってそれをのぼり旗に載せれば、パンの色や形ボリューム感等を人目でお客様に伝える事ができる訳で、大きな宣伝効果が期待できます。ここで、あえて取上げて言わなくても皆さんは、良くお解かりの事です。そこで、様々なアプリケーションでデータを作る際に、気を付けて頂きたいことが一つあります。それは、解像度です。写真データを貼り付ける時の写真の解像度の設定を100dpi~150dpi内に収めて頂きたいと言う事です。通常は紙に印刷する印刷屋さんが印刷に使用する写真画像の解像度は350dpiですが、のぼり旗の場合は媒体メディアが布である為、一般の紙に印刷する場合の半分の解像度で十分間に合うと言う事になります。私達がお客様から頂いたデータで写真解像度が高すぎる場合は、解像度の変更を行う事ができるのですが、解像度が小さ過ぎる場合が多く、あまりにも小さい解像度ではのぼり旗にプリントした場合ぼやけた写真(イラスト)になってしまい使い物にならない物になってしまいます。特にMicrosoft OfficeのWord/Excelで使用されているクリップアートを張り付けてある場合があります。(トレースできる場合はもちろん私達で行なうのですが。細かくて細部が解らない物が多くあります。)こう言った場合は手書きで書いた物をFAXしてくださるか、せめて1Mb以上の容量のデータを準備いただくと、大変助かります。
プリントする事を前提にすると入力解像度と出力解像度それにプリンタ解像度等が考えられていてそれぞれが違った物を示しておりますので、事前にご相談いただけば、詳しくご説明致します。こちらのメールからどうぞ。
色の濃いのぼり旗
のぼり旗のデータはAdobe Photoshop と Illustrator の二つのアプリケーションを使用して制作します。のぼり旗のデータの制作要綱はこちらで詳しく説明しているのですが、今回は、色について書いて見たいと思います。のぼり旗に限らず、プリンタでの出力を最終目的としている場合は、CMYKモードで制作しますが。 RGBモードの場合は、それぞれRGBつまり、Rレッド・Gグリーン・Bブルーは0~255段階に分類されていで三つの色の組合せによって各色を決めています。CMYKモードも同じですが、Cシアン・Mマゼンダ・Yイエロー・Kブラックの4色は0~100%に分類されていて各色を決めています。この色の組合せは100%が最大値ではなく、データ上は各色の合計が400%が最大値です。当然各色を増やしていけば、ある時点から色は黒(混ざってしまって真っ黒)になってしまします。最近のプリンタ性能は向上してきているのですが、一般的には、各色(CMYK)の合計%が260%を超えた場合はプリンターの色再現力を超えていると判断にていて、ディスプレー上で判断できても、プリンタでは、再現できないと言われています。この事で解るように、再現できる濃い色は黒色で、青ぽい黒色とか、赤っぽい黒色とかは表現できる限界(黒色)との境目の色で、私たちはめったに使用することは有りません。(プリンタの性能で微妙に変化し易いと考える為)でも、市場に出回っている印刷物には以外に目にする事がありますが、予期せず印刷されたとか、修正忘れや、修正できなかった等が考えられると思います。この様な事は、データ作成時に注意しないと後での修正はむずかしいと思いますが、あまり気にしない場合もあり、微妙な所ではあります。今度は逆に薄い色の表現度合いですが、各色(CMYK)の合計%が5~7%程度が薄い色の限界かな~と思います。プリンタや判断するデザイナーによっては3~4%位と言われる場合もあります。これも、どうでも良いといえなくもありませんが、場合によっては、決め手となる事もあるので、一概には判断が付かない場面もある為、心に留めておく必要性はあります。薄い色の場合も、プリントするメディアによって色の再現力は違う為、どの様な素材にプリントするかは、色の決定をする以前に決め手おくのがベストです。色の表現具合は、プリンタやメディアによって大きく変わると言う事が一般的な条件です。

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